寝取られ夫の悲しい失敗例

そもそも、自分の妻を寝取られたいという動機は、いつも自分が生活を共にしている妻が、他の男性と交接をする際には、どのような反応をするのだろうか？という興味関心から来ています。

「妻は、自分とするときと違って、どんな反応をするのだろうか？」
「他の男性の立派な一物を挿入されて、あられもないほど我を忘れて感極まり、はしたない大声でイキ果てる姿を見てみたい」

ですから多くの場合、参加希望者の中から、奥様自身がこの人ならと思うようなお相手を選び、旦那さんが相手男性と連絡を密に撮り、いよいよ計画実行への運びとなるわけです。

参加したい男性の側の事情は

対して、いわゆる３Pとして参加したい男性はたくさんいます。人様の奥さん（たいていの場合は熟女さん）を、その旦那んさん了承の目の前で、SEXできるとは、この上もない興奮するシチュエーションであり、性欲が旺盛で性技に自信ありの男性なら、そても魅惑あるタナボタな話です。

ですから、すでに経験ありの男性なら、そのことをアピールするでしょうし、若い男性なら自分の若さと精力の強さをアピールするでしょう。つまり、募集する側の旦那さんの妄想と、応募する側の男性の限りない妄想との掛け算で成立するお話です。

ところが、失敗となることも

ところが、そこからが現実の始まりです。なにせ、たいていの初心者の場合は初対面の者どうしの出会いです。

そんな席で、奥様がはたして即座に快く初対面の男性に心とからだを許しでくれるのかという問題が第一関門です。女性のノリ次第で成功と失敗の大きな分岐点となるわけです。

そして、次は参加男性がご夫婦の期待にどれだけこたえられるか、元々ホームランやクリーンヒットが求められる場面で、ポテンヒットや空振り三振では、幻滅を抱かれてしまいます。男性には、ご夫婦の期待というプレッシャーがヒシヒシと伝わってきます。

初対面の奥様の裸をみて、異常な興奮とシチュエーションのなか、反って日頃すこぶる元気なジュニアが、どうしてもいうことを聞かない状態に陥るといことが、実はよくある話なのです。

そして、こんな場合焦れば焦るほど事態は悪化することが多く、お相手の奥様に恥をかかせると同時に、旦那さんの失望を誘うことになりかねません。そのことがヒシヒシと感じられるときのプレッシャーは半端なく招かれた男性にかかってくるのです。

上手くいく、ラッキーな出会いがあるのと同じくらい、アンラッキーな不発に終わる場合があるようです。H氏のようなこんな場合も、よくあるパターンかも知れません。

＜夫婦交換のあるケース＞

私はあせった。思わず自分の手でジュニアをシゴいてみたがやはり効果はまったくない。あれこれと自分を鼓舞するような刺激を与え、空想を逞しくしてみたがなんとしても肝心なところは、反応が芳しくない。時間は待ってくれないのだ。

奥さんは持参の黒いネグリジェに着替えて寝室の方で私を待ってくれていた。寝室は意外に明るく、ベットのわきに大きな鏡があった。

「もう少し暗い方がいいんじゃないですか」照明を暗くして、横たわり私は奥さんと抱き合った。黒いネグリジェは脱ぎ捨てられて、二人はキッス、タッチ、抱擁を繰り返す。

だが、私の身体の方は一向にスイッチが入ってくれない。ついに奥さんが方法を変えてくれた。
「あなたはそのままにして」

私をあお向けに寝かせたまま奥さんは上半身を起こした。私は目をつむって待っていた。細い奥さんの指が、私の腹部から腿に快い刺激を残しながら、這いまわり生暖かい舌先」も触れた。

私は、祈るような気持ちで奥さんの次の行動を待った。五本の指が下腹部に集中し、ついにぬくもりのある奥さんの舌が私のジュニアを強く刺激して、それから私自身を深く咥え込んだ。

一気に強い性の喜びが体中に満ちてきた。奥さんから受ける性の喜びにふるえる心と、これで、今度こそは何とかなってくれと祈るような気持ちになった。

ベットサイドの鏡に、奥さんの頭が上下している様子が映っている。上手くいくかもしれない。喜びの感情が高まってきた。私は腰に力を入れて、ジュニアの元気を誇示しようと試みた。しかし、どうしたことだろう。もうちょっとのところでエンジンのスイッチが入らないのだ。

どうしても頭の中のイメージと、身体の反応がチグハグに空回りをするばかりだった。
「奥様のことが気にかかっていらっしゃるのでしょう？」

不意を突かれた奥さんの言葉に、私は体裁を取り繕うことさえままならなかった。

＜つづく＞